せんねん灸セルフケアサポーター・日本不妊カウンセリング学会会員
東洋医学の「心包」の働き
東洋医学の「心包」の実態
現代医学では「心包」という概念は無いです。
「心包」は東洋医学独特の概念では、心臓の外面を包んでいる膜で、心臓を保護していると言われていますが、実体のない臓器です。。
そのため、「心包」の働きは、「心」の働きと同じと考えられます(諸説あります)。
「心包」に属するツボは9個
心包は、東洋医学の「陰」と「陽」に分けると、「陰」に属します。
さらに「陰」を分けると、「太陰」、「少陰」、「厥陰」の3つになります。
心包は、手の「厥陰」に属していて、9個のツボを有します。
難しい話しになってしまいましたが、「心包」の性質を持ったツボが9個あり、そのツボもそれぞれ特性を持っています。
今回は、ツボの特性の前に、ツボの名前を列挙します。
- 天池(てんち)
- 天泉(てんせん)
- 曲沢(きょくたく)
- 郄門(げきもん)
- 間使(かんし)
- 内関(ないかん)
- 大陵(だいりょう)
- 労宮(ろうきゅう)
- 中衝(ちゅうしょう)
心包に属するツボは少ないですが、色々なツボの特性があります。
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みかんねこ (木曜日, 11 7月 2024 15:40)
西洋医学と東洋医学の内臓のとらえ方の違いが判りました!
陰と陽があるのもわかりましたが、なぜそれぞれ3つに分けるのでしょうか?