せんねん灸セルフケアサポーター・日本不妊カウンセリング学会会員
手の太陰肺経「中府」
中府(ちゅうふ)
「府」とは経気が集まり、神気の集まるところをさしています。
このツボは、胸中(肺)の神気が集結しているところから、「中府」と命名されました。
中府は肺の募穴(ぼけつ)です。
募穴とは、胸腹部にあるツボのことで、名を冠した臓腑の位置の体表面上に存在し、その臓器に異常があると、そこに圧痛(痛み)や硬結(しこり)、陥下(へこみ)などの反応が出現します。
場所は、鎖骨外端の下方の陥凹部を探します(雲門というツボです。次回記述します)。その下1寸のところにあります。
ツボの作用は、肺の募穴であることから、肺疾患を治療する常用穴とされています。
またこの経絡は、胃脘部より起こると言われているため、胃の病証に外感を合併しているものを治療する常用穴とされています。
- 鼻水、鼻頭まり、嗅覚障害、のどの腫れ・痛みなどの「頭顔面部・五官の病症」に使用します。
- 臓腑の病症として、咳嗽、喘息、胸痛(呼吸器系)や、嘔吐、食欲不振、腹脹(消化器系)等に用います。
- その他、肩の痛みやお腹や腰の痛みにも使用されることがあります。
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法貴 理機夫 (水曜日, 10 1月 2024 09:57)
肺気腫といわれています、少しでも呼吸が楽になりたいです。心臓に負担がかからないように!
雪掻きなど重労働はするなと言われましたが、しないわけにはいきません。。。
ツボの正確な位置が知りたくて調べ邸います・・・