「間」とは間隙のことを表しています。

このツボは、人さし指の関節の陥凹にあり、大腸系の二番目のツボであることから「二間」と名付けられました。

ツボの位置は、人さし指の中手指節関節（第二関節）の下で、親指側にある陥凹部にあります。

このツボは

1. 本経の循行部（肩や腕）の痛みや、指の痛みやしびれに使用されることがあります。
2. 頭や顔面部の痛みや腫れ、鼻血、歯痛など「頭顔面部・五官の病症」に使用されることがあります。
3. 臓腑の病症として、腸疾患や血便などの「消化器系」に使用されることがあります。
4. その他、よく驚くもの、腰痛、嗜眠、口乾などに使用されることがあります。

このツボはよく麦粒腫（ものもらい）に使われます。その時のツボの位置は微妙に異なりますが、覚えておくと便利です。