せんねん灸セルフケアサポーター・日本不妊カウンセリング学会会員
喘息は、せきやたん、息苦しさや、「ゼーゼー、ヒューヒュー」といった喘鳴など、様々な症状があります。最近ではせきだけの喘息(咳喘息)も増加しています。
喘息の人の気道は、白血球の一種である好酸球やリンパ球を中心とした細胞が集まり、発作がおさまっている時でも炎症が起きています。そのため、正常な気道なら何でもないホコリ等のわずかな刺激でも、発作が起きてしまいます。
そのほか刺激となるものは、「アレルゲン物質」と「アレルゲン以外の物質」があります。
アレルゲン物質は、吸い込むとアレルギー反応を起こす、“ダニ”、“ペットの毛”、“花粉”、“カビ”等です。
アレルゲン以外の物質は、“タバコの煙”、“排気ガスや光化学スモッグ”、“天気や気温の変化”、“過労・ストレス”、“運動”等があります。
風邪が治っても、せきだけが残ってしまうことがありますが、せきの発症後、8週間以上続く場合は、咳喘息のおそれがあります。
咳喘息は、発作的な激しいせきが、夜中から明け方に出やすく、気道が刺激に過敏になっており、アレルゲン物質や、アレルゲン物質以外のものによって誘因されるため、喘息と似ていますが、「たん」や「ゼーゼー、ヒューヒュー」といった喘鳴や呼吸困難がなく、 せきだけが長く続くため、違う病気とされています。
通常、治るとされていわれていますが、成人の約3割(小児はさらに高い割合で)が、喘鳴を伴う喘息に移行するという報告があります。
クリニックや医院で貰っている薬は、続けながらツボ療法を行うと効果的です。
症状が起こらないように、気道の炎症を抑え、気道を広げて呼吸を楽にするツボを探していきます。
発作が起きたときは、呼吸困難を伴うことが多いので、発作を抑える吸入薬を吸入してください。
予防としては、アレルギーの原因となる物質をできるだけ排除することが第一にあげられます。
ストレスを溜めず、食事・睡眠・運動のバランスを整え、規則正しい生活を送ることが重要なポイントになります。
11月のお灸教室は、いつもと違い第二日曜日の11月10日(日)に行います。完全予約制のため、11月5日(火)までにご予約ください。