せんねん灸セルフケアサポーター・日本不妊カウンセリング学会会員
東洋医学の「膀胱」の働き
東洋医学の「膀胱」の生理作用と病理作用
現代医学の膀胱の働きは、腎臓から流れてくる尿を溜め(蓄尿)て、ある量になると外に排出する(排尿)ことです。
東洋医学の膀胱の働きも一緒で、蓄尿と排尿になります。
この膀胱の機能が失調すると、排尿障害や尿閉のどの排尿困難になり、また一方では、頻尿や尿失禁などの症状が現れます。
「膀胱」に属するツボは67個
膀胱は、東洋医学の「陰」と「陽」に分けると、「陽」に属します。
さらに「陽」を分けると、「太陽」、「少陽」、「陽明」の3つになります。
膀胱は、足の「太陽」に属していて、67個のツボを有します。
難しい話しになってしまいましたが、「膀胱」の性質を持ったツボが63個あり、そのツボもそれぞれ特性を持っています。
今回は、ツボの特性の前に、ツボの名前を列挙します。
- 睛明(せいめい)
- 攅竹(さんちく)
- 眉衝(びしょう)
- 曲差(きょくさ)
- 五処(ごしょ)
- 承光(しょうこう)
- 通天(つうてん)
- 絡却(らっきゃく)
- 玉枕(ぎょくちん)
- 天柱(てんちゅう)
- 大杼(だいじょ)
- 風門(ふうもん)
- 肺兪(はいゆ)
- 厥陰兪(けついんゆ)
- 心兪(しんゆ)
- 督兪(とくゆ)
- 膈兪(かくゆ)
- 肝兪(かんゆ)
- 胆兪(たんゆ)
- 脾兪(ひゆ)
- 胃兪(いゆ)
- 三焦兪(さんしょうゆ)
- 腎兪(じんゆ)
- 気海兪(きかいゆ)
- 大腸兪(だいちょうゆ)
- 関元兪(かんげんゆ)
- 小腸兪(しょうちょうゆ)
- 膀胱兪(ぼうこうゆ)
- 中膂兪(ちゅうりょゆ)
- 白環兪(はくかんゆ)
- 上髎(じょうりょう)
- 次髎(じりょう)
- 中髎(ちゅうりょう)
- 下髎(げりょう)
- 会陽(えよう)
- 承扶(しょうふ)
- 殷門(いんもん)
- 浮郄(ふげき)
- 委陽(いよう)
- 委中(いちゅう)
- 附分(ふぶん)
- 魄戸(はくこ)
- 膏肓(こうこう)
- 神堂(しんどう)
- 譩譆(いき)
- 膈関(かくかん)
- 魂門(こんもん)
- 陽綱(ようこう)
- 意舎(いしゃ)
- 胃倉(いそう)
- 肓門(こうもん)
- 志室(ししつ)
- 胞肓(ほうこう)
- 秩辺(ちっぺん)
- 合陽(ごうよう)
- 承筋(しょうきん)
- 承山(しょうざん)
- 飛揚(ひよう)
- 跗陽(ふよう)
- 崑崙(こんろん)
- 僕参(ぼくしん)
- 申脈(しんみゃく)
- 金門(きんもん)
- 京骨(けいこつ)
- 束骨(そくこつ)
- 足通谷(あしつうこく)
- 至陰(しいん)
膀胱に属するツボは非常に多いです。そして様々なツボの特性があります。
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