夏のお灸教室は暑いので、参加者が少ない傾向があります。
今回も1人の参加者でしたが、1人の時はいろいろと自由がきくので、今回も盛りだくさんの内容となりました。
お灸教室で使用するお灸は、セルフケアがしやすい“せんねん灸”を使用しています。
今回の参加者は、自宅でせんねん灸を使っているけど、本当にツボにお灸をしているかわからない、ということで参加していただきました。
まず最初に、火をつけてもらいました。自宅でお灸をやっているので、何もお話しすることはありませんでした。
火をつける時のコツとして、ツボに直接せんねん灸を置いて火をつけるのではなく、指にせんねん灸を貼ってから火をつけてツボに貼る、というのがあります。
これは、指にせんねん灸を貼ることによって、せんねん灸の粘着力が弱まりまり、熱く感じた時にすぐにはがせるという安全性を高める目的があります。
ツボの探し方に自信がない、という理由で参加されていたので、ツボの探し方を色々とお話しさせていただきました。
ツボは、言い換えれば“肌荒れ”を起こしているところなので、皮膚を触って感触を確かめてもらっています。
筋肉を押して痛いところがツボ、という方もいらっしゃいますが、この方法は腰痛や関節痛の時には有効かもしれませんが、今回のテーマである「胃腸ケアのツボ探し」のような場合には、あまり有効な方法とは言えません。
今回のテーマ以外に行ったことは、鍼灸院で行っている“直接灸”を体験してもらったことです。
今回参加された方は、全身にいろいろと悩みがあったため、それに応じたツボを説明させていただきました。
この時、せんねん灸の熱感を感じなかった場所に、もぐさをひねったお灸、直接灸(もぐさを肌に直接のせるお灸の事)をすえてみました。
せんねん灸は「温かい」でしたが、直接灸は「チクッとする熱さ」との事でした。
また、この夏になって眠れなくなった、ということで、かかとにあるツボ「失眠(しつみん)」に直接灸をしてみました。
せんねん灸では全然熱さを感じなかったところで、直接灸を試してみたのですが、直接灸も全然熱くなかったとの事でした。
不眠症に有効なツボですが、全然熱さを感じなかったということは、他に原因があるかもしれません。そこもケアする必要があると感じました。
しかし、お灸教室でのケアは、これ以上行うのは難しいので、時間ありましたら身体のバランスを整えに来てください(無理にはお願いしませんが^_^;)
最後までお読みになっていただき、ありがとうございました。
まだまだ暑い日が続きますが、無理をせずにお過ごしください。
次回の開催は9月21日(日)です。
テーマは
「“アンチエイジング”で健康長寿のお灸を」
です。
もちろん、若い方でも参加できます(^_^)
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ご予約は
TEL 046-897-0919(はりきゅうなら おきゅういく)
までお願いします。
定休日 水曜日・日曜日・祝祭日
受付時間 8:30~20:00(土曜日は17:00まで)
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