夏休みの自由研究「もぐさづくり」のお灸教室の報告です

もぐさづくりに必要なもの
もぐさづくりに必要なもの

1組の家族がもぐさづくりに参加されました。

顔出しがNGということで、集合写真はありませんが、楽しくやらさせていただきました。

 

ヨモギを火力乾燥しているところ
ヨモギを火力乾燥しているところ

まずはじめに、もぐさの原料である“よもぎ”を乾燥させるところからはじめました。

 

事前に摘み取ってあったヨモギを、天日で2~3日乾燥させ、さらに火力乾燥させます。

 

今回は、火力乾燥から行いました。

焦げないようにフライパンを使って乾燥させました。

 

 

 

ヨモギを粉砕しているところ
ヨモギを粉砕しているところ

 

乾燥させたヨモギは、よく砕きます。今回はすり鉢を使って砕きました。

 

 

砕いたヨモギをふるいわけています
砕いたヨモギをふるいわけています

砕かれたヨモギは、ふるいによって不純物と絨毛(有効成分がはいっている毛)に分けます。

 

1回の操作ではうまく分離できないので、粉砕とふるいの作業は最低でも3回行います。今回も3回行いました。

 

 

完成したもぐさでお灸をしました
完成したもぐさでお灸をしました

完成したもぐさを使って、自分にお灸をしました。

 

今回作ったもぐさを、直接肌に乗せてお灸をするとかなり熱いので、お灸と皮膚の間にスライスしたしょうがを置いて行いました。

 

この方法は、隔物灸(かくぶつきゅう)といって、お灸の熱さを和らげるもので、当院でもよく冬場に行っている方法です。

 

もぐさの比較写真
もぐさの比較写真

今回手作りしたもぐさと、市販されているもぐさを比べてみました。

 

手作りなので、不純物が多く残っている状態なので、色が若干黒っぽくなっていますが、遜色なく作れました。

 

不純物が残っていると、お灸の熱が高くなります。でもこの熱さを利用するお灸もあります。先ほど書いた隔物灸もそのひとつです。

 

 

この後は、お灸についていろいろとお話をさせていただきましたが、小学生には難しかったみたいです。

 

もう少し面白く話せるように頑張ります!(^^)!

次回の開催は、8月17日(日)です。

テーマは

「冷たいもの食べ過ぎていませんか?“胃腸ケア”のツボ探し 」

です。

 

 

 

最後までお読みになっていただき、ありがとうございます。

 

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【横須賀市久里浜周辺】山本鍼灸院

 

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