6月のお灸教室は、日本のワールドカップ初戦と重なり、参加者は1名でしたが、マンツーマンで出来たので、非常に内容の濃いものとなりました!(^^)!
今回参加していただいた方は、せんねん灸を独自にやっていたのですが、よくやけどの跡が残ってしまうということで、少し悩みがあったみたいです。
そこでまず、最初にどのように使用していたのか、見せていただきました。
火のつけ方が少し危ない方法であったことと、火がついてからもしばらく火をつけたままにしていたので、安全な火のつけ方と危険な火のつけ方の違いを見てもらいました。
写真は、危ない火のつけ方です。炎がせんねん灸だけでなく、自分の指にまで向かってくるため、やけどの危険があります。
せんねん灸に火をつけるときは、指先にせんねん灸をつけたら、火とせんねん灸が直角になるようにします。
そうすることによって、ライターでつけた火が自分の指に向かってこなくなります。
梅雨の時期は、水分が身体に溜まりやすくなります。東洋医学ではこれを、湿邪(しつじゃ)に侵された状態と言います。
湿邪は身体に取りつくと、身体を重たくしたり、関節部に入り込んだりするため、腰や膝が重だるくなったり痛んだりします。
そのため、湿邪が持っている水分を、お灸の火と熱でとり除きます。
お灸は、湿気の多い日本にとって、相性の良いものであることがわかります。
今回の参加者の方は、ひざの痛みがあったため、ひざ付近にお灸をしてもらいました。
火を使うお灸では熱さを感じなかったため、火を使わないお灸“せんねん灸 太陽”を使っていただきました。
このお灸は、温熱効果が3時間持続するため、じっくりと長い時間温められます。
この作用により、効果をより感じていただけると思います。
長時間のお灸教室、お疲れ様でした。
お灸ライフ充実させてください。
次回の開催は、7月20日(日)に行います。
テーマは
「“夏バテ”にさようなら。暑い夏こそお灸をしましょう」
です。
最後までお読みになっていただき、ありがとうございます。
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