とても天気のいい中、ストレスに関係するお灸教室が開催されました。
お灸教室は、いつも少人数で行っているため、テーマとは別のツボも紹介しています。
最初に、ストレスと胃について、および日本人と胃の関係についてお話しさせていただきました。
そのうえで、胃に関係するツボを選んでお灸をしてもらうことにしました。
お灸教室なので、最初に参加者の皆様にツボを探してもらいました。
なかなかツボの位置が見つからなくても、コツがわかるとすぐに見つけられました。
ツボを見つけたら、次はお灸に火をつけていきます。
火のつけ方にもコツがあります。
せんねん灸を、直接ツボに貼って火をつけるのは危険です。
そのため、シールをはがしたせんねん灸をまず指先に乗せて、それから火をつけます。そうすることによって、ツボ周囲のやけどを防げることと、指先に乗せることによって、シールの粘着力が弱まるため、熱くなった時にはがしやすくするためです。
ストレスは、東洋医学的にみると心臓や肝臓にも関係します。
そこで、心臓や肝臓に関係するツボを探してみました。
東洋医学的に肝臓がダメージを受けると、カーッとしたりイライラしたりします。こんな時は、このツボにお灸をしてみるといいかもしれません。
資料では、ツボの大体の位置を示しているだけなので、自分の手の感触で探していただいています。
また、ツボはその日の体調などによって移動します。
そのため一か所のツボにしるしをつけ、毎日その場所にお灸をすると、やけどや水ぶくれの危険性があります。
体調が変われば、お灸の熱さも変わってくると思います。
熱く感じたら、我慢せずにすぐに外してください。
それがセルフケアを継続させるコツだと思います。
今回も、ストレス以外のツボのお話をさせていただきました。
これも少人数ならではの特徴ではないでしょうか。
こんなことなら、最初からテーマを設けなければいいじゃん、という声が聞こえてきそうですが、しばらくは、テーマ別にやらさせていただきます。
テーマ以外のことをお話しするので、資料は当然ありません。が、以前使用した資料を再利用したりして対応しています。
長時間のお灸教室でしたが、皆様お疲れ様でした。
お灸ライフ充実させてください。
次回の開催は、6月15日(日)に行います。
テーマは
「梅雨のジメジメを取り除こう“むくみ”“関節痛”“下痢”などのプチ不調」
です。
最後までお読みになっていただき、ありがとうございます。
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