日曜日の朝、寒気とだるさで目が覚めました。
雨が降っていたので、そのせいだろうと思っていました。
時間が経つにつれて、だるさがひどくなっていきます。
一応体温測っておこう、と思い体温計をみると、39度を超えているではありませんか!
インフルエンザ?と思いましたが、今日は日曜日。病院はやっていません。
そこで、自分は鍼灸師であるので、病院には行かず、自然治癒力をあげて治そう、と思いました。
ただ、鍼灸の道具は治療院に行かなければありません。
・・・そこで、身体を温める食事をとり、漢方薬の助けを借りよう、と思いました。
今の自分の身体の状態を客観的にみると、
1.寒気がある
2.高熱だが汗は出ない
3.身体の節々が痛い
4.発症したのは今日
5.今日発症したので体力はある
これらのことをふまえると、“麻黄湯”(まおうとう)に決定しました。
麻黄湯につかわれている生薬は
麻黄、桂皮、杏仁、甘草の4種類。
この漢方薬を飲んだ後、すりおろした生姜ときざんだネギのスープを飲み、一気に汗をかきました。
汗をかいているときは、身体は温かいですが、そのままにしておくと冷えてしまうので、着替えを素早く行い、あとはゆっくり安静にしていました。
汗をかいた直後は、身体は温まっているため、体温も上がっていきます。
これは好転反応または東洋医学的には瞑眩(めんげん)といって、身体の調子が良くなる過程の一つで、体温が上がることにより、体内のウイルスまたは東洋医学的には邪(じゃ)を追い出す反応です。
一日中寝ていたせいか、身体が重たく感じましたが、寒気は感じません。
熱を測ってみると、36.5度。
平熱です。
お風呂に入っていなかったので、ぬるめのお湯につかり、朝食をとることにしました。
朝食にはシナモンパンを食べました。
シナモンは、麻黄湯に入っている桂皮と同じものです。
身体を温める作用があるので、このパンを食べて、漢方薬は飲まないで出勤。
特に体調に問題なく働いています。
院長は、鍼灸師のほか、漢方薬・生薬認定薬剤師でもあります。
漢方薬のことについて知りたいことなどがありましたら、下記までご連絡ください。
ただし、治療院では漢方薬の販売は行っていません<m(__)m>
最後までお読みになっていただき、ありがとうございます。
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